事件発生日:1973年
公開日:2026年5月8日
発生場所:該当なし / 地球低軌道
公開元:NASA
文書の種類:PDF
アセットファイル名:NASA-UAP-D7、Skylab 技術乗組員報告会 1973
出典:U.S. Department of War「NASA-UAP-D7, Skylab Technical Crew Debriefing, 1973」 / nasa-uap-d7-skylab-technical-crew-debriefing-1973.pdf
2026年5月8日、米国の戦争省は「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01の一部として、NASAのスカイラブ技術クルー報告会の抜粋を公開した。
今回の資料は「NASA-UAP-D7, Skylab Technical Crew Debriefing, 1973」。日本語でいえば、「NASA-UAP-D7、スカイラブ技術乗組員報告会、1973年」である。
スカイラブは、1973年5月14日に打ち上げられた、アメリカ初の宇宙実験室だった。
1973年から1974年にかけて、3つのクルーがこの宇宙ステーションを訪れている。
今回のPDFには、その3つのクルーすべての技術報告会から、未確認現象に関係する部分が抜粋されている。
ひとつ目は、スカイラブ1/2のクルーが見た「光の閃光」。
ふたつ目は、スカイラブ1/3のクルーが見た、同じような軌道にある衛星と、赤みがかった明るい物体。
三つ目は、スカイラブ1/4のクルーが見た、スカイラブ外部で点滅する光である。
これは、いわゆる“空飛ぶ円盤”の目撃記録ではない。
むしろ、宇宙ステーションで生活していた宇宙飛行士たちが、地球低軌道という特殊な環境で見た、光、粒子、衛星、破片のような現象を語った記録である。
スカイラブとは何だったのか
スカイラブは、アメリカ初の宇宙ステーションである。
アポロ計画が月へ向かうものだったのに対し、スカイラブは地球低軌道に長く滞在し、太陽観測、地球観測、医学実験、無重力環境での生活実験などを行うための宇宙実験室だった。
今回の資料には、3つのクルーの報告が含まれている。
1973年6月30日の「Skylab 1/2 Technical Crew Debriefing」。
1973年10月4日の「Skylab 1/3 Technical Crew Debriefing」。
1974年2月22日の「Skylab 1/4 Technical Crew Debriefing」。
それぞれの報告会で、乗組員は任務中に見た視覚現象や、外部に見えた衛星のようなもの、点滅する光について語っている。
スカイラブ2号クルーが見た“光の閃光”
最初の抜粋は、スカイラブ1/2の技術報告会からである。
ここで取り上げられているのは、「unusual or unexpected visual phenomenon」、つまり「異常または予期しない視覚現象」についての会話だ。
科学パイロットのジョセフ・カーウィンは、光の閃光を見たと述べている。
彼は、全員がそれを見たと思うと話している。
特に多く見えたのは夜、ベッドの中で、目を閉じているが自然に目が覚めているような状態のときだった。
その頻度は増減する傾向があったという。
これは、宇宙飛行士が宇宙で見る光の閃光として知られる現象に近い。
高エネルギー粒子や宇宙線が視覚系に影響し、目を閉じていても光の筋や点のように感じられることがある。
ただし、報告会の会話は単純ではない。
乗組員たちは、それが目の中で起きているのか、外部の現象なのか、感覚としてどう見えるのかを細かく話し合っている。
点、筋、バースト──見え方は人によって違った
チャールズ・コンラッドは、その閃光について、一部は点や太陽のバーストのように見え、一部は筋のようだったと述べている。
ほとんどは“バースト”型で、中心視野よりも周辺視野に多かったという。
ポール・ワイツは、自分のものは何らかの理由で主に左目に見えたと述べている。
コンラッドは、目を半分閉じた状態で横になっていると、火の粉や閃光が見えることがあったと話している。
カーウィンは、それが「ひとつの閃光なのか、同じ閃光を2つの目で見ているのか」を混同しないよう注意が必要だと述べた。
彼らは、これは幻覚ではないとも話している。
この会話はとても興味深い。
宇宙飛行士たちは、見えたものをただ不思議がっているのではない。
それが左右どちらの目に見えたのか。
中心視野か周辺視野か。
点なのか筋なのか。
同じ現象が両目で見えたのか。
外部の光なのか、視覚系の内部現象なのか。
そうしたことを、かなり冷静に切り分けようとしている。
“幻覚ではない”という言葉の重さ
カーウィンは、これらは幻覚ではないと述べている。
この言葉は、UAP資料として読むときに目を引く。
ただし、ここでいう「幻覚ではない」は、必ずしも外部に物理的な物体があったという意味ではない。
宇宙線や高エネルギー粒子が網膜や視覚神経に影響を与えれば、本人にとっては確かに“見える”。
それは想像や錯乱ではない。
だが、外に光る物体があるとも限らない。
つまり、宇宙飛行士が見た“光の閃光”は、単純なUFO目撃とは少し違う。
それは、宇宙環境と人間の身体が交差する場所で起きる、非常に宇宙飛行らしい未確認現象である。
スカイラブ3号クルーが見た“赤みがかった衛星”
次の抜粋は、スカイラブ1/3の技術報告会である。
ここでは、科学パイロットのオーウェン・ギャリオットが、非常に珍しいものを見たと語っている。
着水のおよそ1週間前、ジャック・ルースマが窓の外を見て、明るい赤みがかった物体に気づいた。
クルーはそれを約5分から10分間追跡した。
ギャリオットは、それが明らかにスカイラブと非常によく似た軌道にある衛星だったと述べている。
10秒ほどの周期で回転しているように見え、明るさには周期的な変化があった。
最初は日没後、まだ太陽に照らされていたため、星よりも明るく見えた。
その後、太陽光から外れると見えなくなった。
この説明は、宇宙空間で見る人工衛星やデブリの特徴にかなり近い。
太陽光を反射して明るくなり、回転によって点滅し、地球の影に入ると消える。
それでも、クルーにとっては「最も珍しいもののひとつ」だった。
木星より明るく、赤みがかっていた
別の抜粋では、ギャリオットが同じような物体についてさらに詳しく話している。
ジャック・ルースマが、士官室の窓から、かなり大きな赤い星のようなものに最初に気づいた。
詳しく調べると、それは木星や他のどの惑星よりもずっと明るかった。
しかも、地平線よりかなり高い位置にあるにもかかわらず、赤みがかった色をしていた。
ふつう、地球の大気を通して見る天体は、地平線近くで赤く見えることがある。
しかし、スカイラブから見たその対象は、地平線より高い位置にあっても赤みを帯びていた。
そのため、乗組員にとってはかなり目立つものだったのだろう。
ギャリオットは、それがゆっくり回転していたと述べている。
明るさの変化が約10秒周期であり、太陽光が当たっている間は見え、地球の影に入ると消えた。
彼らはそれを、衛星または何らかの人工物と考えたようだ。
「10日後に同じような軌道で戻ってくるかも」と考えた
この物体について、クルーはかなり真面目に議論している。
同じ軌道にあるなら、翌日や別のタイミングで再び見えるのではないか。
もっと監視すれば、再確認できるのではないか。
しかし、彼らは再びそれを見ることはなかった。
この点も興味深い。
もしそれが既知の衛星や同じ軌道上の人工物であれば、再び見える可能性がある。
だが、実際には再観測できなかった。
それが軌道の違いによるものなのか、観測条件の違いなのか、単に見逃したのかは分からない。
この“再び見えなかった”という部分が、未確認現象らしさを残している。
RCS漏れ、粒子、衛星──宇宙には“光るもの”が多い
スカイラブ1/3の報告では、赤い衛星のような物体以外にも、窓の外で見えたさまざまなものが語られている。
ルースマは、地球上の衛星のように見えるものを何度か見たと述べている。
また、コマンドモジュールのRCS(※姿勢制御システム)漏れに関係するような現象や、漂うものについても触れられている。
宇宙空間では、光る点がすべて謎の飛行物体とは限らない。
人工衛星、デブリ、ロケット部品、宇宙船から出た粒子、推進剤や排気、太陽光の反射など、候補はいくつもある。
それでも、クルーが見慣れない光を観察し、軌道や明るさ、点滅周期、色、見えなくなるタイミングを記録していることは重要である。
UAP調査の基本は、派手な結論ではなく、こうした観測情報の積み重ねにある。
スカイラブ4号クルーが見た“外で点滅する光”
最後の抜粋は、スカイラブ1/4の技術報告会からである。
ここでは、司令官ジェラルド・P・カーが、ダンプテープに報告したもうひとつの異常な出来事について語っている。
彼は、ときどき外でいくつかの光が点滅しているのを見たと述べた。
その光は、スカイラブ自身の動きに対して、かなり明確な相対運動をしていた。
クルーは、それらがスカイラブから出た他の破片か、あるいは別の衛星ではないかと推測した。
彼らは2〜3件のそうした目撃を報告したという。
スカイラブの外で点滅する光。
相対的な動き。
破片か衛星かもしれないという推測。
これは、地球低軌道ならではのUAP報告である。
“外に何かがある”ことを見分ける難しさ
地上で空を見上げると、見えるものは遠くにある。
だが宇宙ステーションから見る場合、対象は近くの破片かもしれないし、遠くの衛星かもしれない。
すぐそばを漂う微小な粒子が、太陽光を受けて強く光ることもある。
逆に、かなり遠くの人工衛星が、同じような軌道でゆっくり動いて見えることもある。
さらに、宇宙船自身が移動しているため、相対運動の判断は簡単ではない。
点滅しているから回転しているのか。
明るくなったり暗くなったりするのは、姿勢変化なのか。
地球の影に入ったのか。
それとも観測者の窓や視線の条件によるものなのか。
宇宙での“未確認”は、地上のUFO目撃とはまた別の難しさを持っている。
スカイラブの記録は“宇宙人遭遇”ではない
この資料は、スカイラブが宇宙人や未知の宇宙船と遭遇したことを示すものではない。
むしろ、宇宙飛行士たちが見た光学現象、視覚現象、衛星らしきもの、破片らしきものの報告である。
多くの場合、クルー自身も合理的な候補を挙げている。
光の閃光は、視覚系に関係する現象かもしれない。
赤みがかった物体は、同じような軌道にある衛星かもしれない。
外で点滅する光は、スカイラブの破片か、別の衛星かもしれない。
ただし、だからといって資料としてつまらないわけではない。
むしろ逆である。
宇宙飛行士たちが、見慣れない光を見たときに、どう観察し、どう説明しようとしたのかが分かる。
その過程こそが面白い。
宇宙ステーションは“光る破片”の海にいる
スカイラブの報告を読むと、地球低軌道という場所が、見えないものだらけではなく、むしろ“見えすぎる”場所であることが分かる。
太陽光を受けた破片は光る。
回転する衛星は点滅する。
地球の影に入ると突然消える。
窓の外には、宇宙船由来の粒子やデブリが漂うこともある。
そして人間の目そのものも、宇宙放射線の影響で光を感じることがある。
スカイラブの宇宙飛行士たちは、その環境の中で、見たものを言葉にし、分類しようとしていた。
この記録は、UAPという言葉が持つ幅の広さをよく示している。
未確認とは、必ずしも異常な機動をする謎の宇宙船だけを意味しない。
見えたが、すぐには説明できないもの。
軌道、光、色、相対運動、見え方を記録する必要があるもの。
それもまた、宇宙におけるUAPの一部である。
スカイラブが残した“静かなUAP記録”
今回のNASA-UAP-D7は、派手な資料ではない。
写真も映像もない。
宇宙船を追跡したという劇的なやり取りもない。
あるのは、技術報告会の中で語られた短い観察の断片である。
しかし、その断片がいい。
目を閉じて見える光の閃光。
窓の外に現れた、木星より明るい赤みがかった物体。
同じような軌道に見えた衛星。
外で点滅し、スカイラブに対して相対運動を示す光。
これらはすべて、宇宙飛行士が実際に宇宙で見て、記録に残した現象である。
1973年、スカイラブの窓の外、そして宇宙飛行士の視界の中には、説明しきれない光があった。
それは宇宙人の証拠ではないかもしれない。
だが、宇宙という環境がいかに奇妙で、観測する人間にとってどれほど多くの“未確認”を生む場所なのかを教えてくれる。
全文翻訳
出典元ページの説明
1973年5月14日に打ち上げられたスカイラブは、アメリカ合衆国初の宇宙実験室だった。
1973年から1974年にかけて、この宇宙ステーションには3つのクルーが訪れた。
この文書には、宇宙ステーションを訪れた3つのクルーすべての抜粋が含まれている。
最初の抜粋は、1973年6月30日のスカイラブ1/2、つまり最初のクルーの技術報告から抜粋したもので、クルーによる光の閃光の観察が強調されている。
2番目の抜粋は、1973年10月4日のスカイラブ1/3技術クルー報告から抜粋したもので、2つの観察、すなわち同様の軌道にある衛星と、「赤みがかった色」の別の物体が強調されている。
最後の抜粋は、1974年2月22日のスカイラブ1/4技術クルー報告から抜粋したもので、スカイラブ外側の点滅する光の観察が強調されている。
スカイラブ2号クルーの観察:
23-20ページ。スカイラブ2号の科学パイロット、ジョセフ・カーウィンは、次のように述べた。
「光の閃光が見えました。全員が見たと思います。私は夜、ベッドの中で目を閉じているが自然に目が覚めているときに最もよく見ました。その頻度は増減する傾向がありました。」
スカイラブ3号クルーの観察:
7-4ページ。スカイラブ3号の科学パイロット、オーウェン・ギャリオットは、次のように述べた。
「着水約1週間前にその衛星を見ました。それは私たちが見た中で最も珍しいものの1つで、ジャック・ルースマが窓の外を見て気づいたのだと思います。明るい赤みがかった物体がそこにあり、私たちはそれを約5分から10分間追跡しました。それは明らかに私たちの軌道と非常によく似た軌道にある衛星でした。」
20-1ページ。スカイラブ3号の科学パイロット、オーウェン・ギャリオットは、次のように述べた。
「ジャック・ルースマが最初に士官室の窓から、このかなり大きな赤い星に気づきました。詳しく調べてみると、木星や他のどの惑星よりもずっと明るく、地平線よりずっと高い位置にあるにもかかわらず、赤みがかった色をしていました。」
スカイラブ4号クルーの観測:
7-8ページ。スカイラブ4号の司令官、ジェラルド・P・カーは、次のように述べた。
「ダンプテープに報告したもう1つの異常な出来事は、時折、私たちの動きに対して非常に明確な動きで外のいくつかの光が点滅しているのを見たことです。私たちは、それらはスカイラブの他の破片か、あるいは他の衛星であると推測しました。」
アセットファイル名:NASA-UAP-D7、Skylab 技術乗組員報告会 1973
公開日:2026年5月8日
機関:NASA
事件発生日:1973年
事件発生場所:該当なし
文書の種類:PDF
PDF本文の翻訳
注:このPDFは画像スキャン資料であり、本文テキストは自動抽出できない。以下は、各ページ画像から判読できる主要部分をもとにした翻訳である。
スカイラブ1/2 技術クルー報告会
日付:1973年6月30日
作成:Training Office, Crew Training and Simulation Division
機関:NASA Lyndon B. Johnson Space Center
異常または予期しない視覚現象
カーウィン:光の閃光を見ました。全員が見たと思います。私は夜、ベッドの中で目を閉じているが自然に目が覚めているときに最もよく見ました。頻度は増減する傾向がありました。誰かが、南大西洋異常帯と関係があるかと尋ねました。そうかもしれません。何度かは通過時に重なりましたが、私は本当に分かりません。多い時には1分に2つか3つ見えました。
コンラッド:私にとっては、点や太陽のバーストのように見えるものもありました。筋のようなものもありました。全体としては、たぶんバースト型が多かったと思います。ほとんどは周辺視野にありました。中心視野にはほとんどありませんでした。理由は分かりません。
質問者:片目だけに見えるように再現することはできましたか。
カーウィン:いいえ、できませんでした。
ワイツ:私のものは、どういうわけか主に左目に見えたと言えます。
コンラッド:それが片目にあるのかを判断するには集中しなければなりません。
カーウィン:私は試しませんでした。ばかなことをしたものです。きっと片目にあるのでしょう。
コンラッド:時々、目を半分閉じて横になっていると、火の粉や閃光が見えました。
カーウィン:また、ひとつの閃光なのか、同じ閃光を2つ見ているのかを混同しないように注意する必要があります。それはどちらなのかの問題です。これは幻覚ではありません。
カーウィン:今のところ、それについて誰かが知る必要がある運用上の必要性はないと思います。
ワイツ:私が宇宙粒子だと思ったものがいくつかありました。入口の筋と出口の筋を見たことがあります。
コンラッド:私もそうでした。
ワイツ:ビン、ビンという感じで、眼球の片側に来て、反対側から出ていくように見えました。
コンラッド:ある夜、長い閃光があって、それが消えたと思ったら、とても短い閃光がありました。もちろん、その2つは離れていましたが、間違いなく目を横切って出入りしているように見えました。
カーウィン:医学キットと食糧、M512とM509についてです。十分な量の薬と補給品があったと思います。スカイラブの任務中に医師と座って話すのは、かなり面白いことだと思います。
スカイラブ1/3 技術クルー報告会
日付:1973年10月4日
作成:Training Office, Crew Training and Simulation Division
機関:NASA Lyndon B. Johnson Space Center
窓の外に見えた衛星らしき物体
ビーン:私も見ました。袋が角の方へ動いていきました。
ルースマ:窓の外で見たものです。
ギャリオット:たとえば、着水の約1週間前に私たちはその衛星を見ました。それは私たちが見た中で最も珍しいもののひとつで、ジャックが窓の外を見て気づいたのだと思います。この明るい赤みがかった物体がそこにあり、私たちは約5分から10分間それを追跡しました。明らかに私たちと非常によく似た軌道にある衛星でした。約10秒周期でゆっくり回転していたのだと思います。太陽に照らされている時には、他のどの星よりも明るく見えました。そして、私たちが日没に入ってから5秒から7秒ほどで、太陽光から外れて消えました。少しの間、10分ほどの間に約10度から20度ほど相対位置が変わったことも確認できました。それはかなり赤い色をしていました。地平線よりかなり高い位置にありました。夕日に近づくにつれて、おそらく日光の角度のために、より赤みを帯びてきました。その衛星が何だったのか、そして私たちとこれほど似た軌道に入ったのはどういう経緯だったのか、誰も説明してくれませんでした。それについて誰かから少しでも聞きたいです。
ビーン:もちろんです。私たちは二度とそれを見ませんでした。翌晩か、あるいは別の時に周期で戻ってくると思うかもしれません。窓のそばにいて、それを見ていなかっただけなのかもしれません。
ルースマ:それが物体の形をしていたわけではないと指摘してもよいでしょう。それは、空の中の他の星や惑星よりずっと明るかったのです。
ビーン:私たちはモニター類などを試しましたが、明るい光以外には何も分かりませんでした。
ルースマ:T002を行っている時、私は少なくとも1回か2回、星のような光点に見える別の衛星を見たことがあります。
視覚目撃について
ルースマ:視覚目撃について話しましょう。カウントダウンに関するコメントはありますか。ブースターか、気づかなかったものを見たかもしれません。視覚目撃については問題ありません。
ビーン:軌道上で、オーウェンとジャックが見た衛星について話してもよいかもしれません。
ルースマ:はい、カウントダウンを順に見ていきましょう。カウントダウン中の視覚目撃はありますか。
ギャリオット:あの衛星について話したいですか。
ルースマ:地球上で見える衛星のように見える衛星を2つ見ました。ひとつはあなたが言っているものではありません。
ギャリオット:分かりました。着水の約1週間から10日前、私たちはまだ近い編隊飛行をしていて、それを初めて士官室の窓から見ていました。ジャックがまず、窓の外にこのかなり大きな赤い星があることに気づきました。詳しく調べてみると、それは木星や他のどの惑星よりもずっと明るいものでした。地平線よりかなり高い位置にあるにもかかわらず、赤みがかった色をしていました。太陽光は地球の大気を通過していなかったため、見ていた時間帯にはそのための赤みではありませんでした。私たちはそれを日没の約10分前に観察しました。ゆっくり回転しているようで、およそ10秒周期で明るさが変化していました。私たちはそれを約10分間観察し、暗闇に入るとそれは太陽光から外れ、約5秒後に消えました。5秒から10秒遅れて消えたということは、30海里から50海里、つまり約56キロメートルから約93キロメートル以上離れていたわけではありません。私たちの元の位置から見ると、窓の中で30分あたり10度から20度以上は動かなかったと思います。私たちはその後の軌道、または続く軌道でそれを見ることはありませんでした。とても興味深いことですが、実際には識別できるものは何もありませんでした。Aに関しては全て報告済みなので、正確な時刻と位置はそちらで確認できると思います。
ルースマ:もうひとつの視覚目撃は、士官室の窓の外にあったものでした。その後に、主にRCS漏れであるものを見ました。それはコマンドモジュール内にありました。それは何千もの小さな粒子のように見え、いろいろな大きさで、X軸に沿って漂っていました。すでに言及したものです。挿入直後に、RCSが漏れている時と同じように見えました。
スカイラブ1/4 技術クルー報告会
日付:1974年2月22日
作成:Training Office, Crew Training and Procedures Division
機関:NASA Lyndon B. Johnson Space Center
外部で点滅する光
カー:もうひとつ、ダンプテープに報告した異常な出来事として、時々、外でいくつかの光が点滅しているのを見ました。それは、私たちの動きに対して非常に明確な動きをしていました。私たちは、それらがスカイラブの他の破片か、別の衛星だろうと推測しました。私たちは、それが発生するとすぐに、その種の目撃を2つか3つ報告しました。それについては特別なコメントはありません。
カー:しかし、私たちは外に他の物体を見られるのが非常に興味深いと思いました。そのうちの1つが現れた時、点滅の振動のために転がっているように見えました。
ポーグ:OMS熱交換器についてです。熱交換器のベーンに取り付けられたステンレス製上流側フィルターに大きな設計上の欠陥があります。
出典:U.S. Department of War「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01、および「nasa-uap-d7-skylab-technical-crew-debriefing-1973.pdf」
