タグ: 2023年UAP事件

  • 米国務省が記録したメキシコ議会の“宇宙人公聴会”──UAP法制化と「非人類の遺体」をめぐる騒動

    米国務省が記録したメキシコ議会の“宇宙人公聴会”──UAP法制化と「非人類の遺体」をめぐる騒動

    事件発生日:2023年9月12日

    公電日付:2023年9月16日

    公開日:2026年5月8日

    発生場所:メキシコ

    公開元:国務省

    文書の種類:PDF

    アセットファイル名:国務省UAP通信5号、メキシコ、2003年9月16日

    出典:U.S. Department of War「State Department UAP Cable 5, Mexico, September 16, 2003」 / 059uap00013.pdf

    この資料の全文翻訳へ移動する


    2026年5月8日、米国の戦争省は「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01の一部として、国務省のUAP関連公電を公開した。

    今回の資料は、「State Department UAP Cable 5, Mexico, September 16, 2003」として掲載されている。ただし、PDF本文の公電日付は2023年9月16日であり、内容も2023年9月11日から15日までのメキシコ政治情勢をまとめた「Mexico: Weekly Political Blotter」である。

    その中に、かなり異様な項目が含まれている。

    項目名は「Mexican Congress Hears Testimony on Alien Life」、つまり「メキシコ議会、宇宙人生命に関する証言を聴取」である。

    2023年9月12日、メキシコ議会はUAP(※未確認航空現象)に関する専門家証言を聞いた。議題は、航空宇宙保護法にUAPをどう位置づけるかというものだった。

    そしてこの公聴会では、UAPの認知や空域安全保障だけでなく、いわゆる「非人類の遺体」とされるものまで提示された。

    国務省公電に記録された“宇宙人公聴会”

    このPDFは、在メキシコ米国大使館からワシントンの国務省へ送られた非機密の公電である。

    件名は「Mexico: Weekly Political Blotter, Sep 11-15」。つまり、メキシコ国内の政治動向を週次でまとめた報告書だ。

    文書全体には、メキシコの大統領選に向けた与党MORENA内部の動き、メキシコ市の治安当局人事、ゲレロ州での検察官襲撃、グアダラハラ市長の州知事選出馬など、通常の政治・治安情報が並んでいる。

    その最後に登場するのが、UAPに関するメキシコ議会の公聴会である。

    政治ブロッターの中に、突然「宇宙人生命に関する証言」が入ってくる。この異物感が、まず面白い。

    航空宇宙保護法とUAP

    公電によれば、メキシコ議会は2023年9月12日、UAP(※未確認航空現象)について専門家から証言を聞いた。

    この公聴会は、航空宇宙保護法におけるUAP関連文言を議論するためのものだった。

    公電では、もしこの法案が承認されれば、メキシコは地球上に宇宙人生命が存在することを公式に認める最初の国になる、と記されている。

    かなり強い表現である。

    通常、UAPの議論は「未確認の飛行現象を調査する」「空域の安全を確保する」という言い方に留まることが多い。

    しかし、この公電では、メキシコ議会での議論が「alien life」、つまり宇宙人生命の存在認知にまで踏み込む可能性があるものとして記録されている。

    専門家たちは何を求めたのか

    公電によると、専門家たちはメキシコの議員たちに対し、3つのことを求めた。

    第一に、UAP(※未確認航空現象)を認めること。

    第二に、空域の安全を保証すること。

    第三に、UAPの研究を可能にすること。

    ここだけを読むと、比較的まともな政策提言にも見える。

    未知の飛行物体があるなら、空域の安全保障上、把握と研究が必要になる。航空機の安全、軍事施設の防衛、民間航空への影響を考えれば、UAPを無視すること自体がリスクになる。

    だが、この公聴会はそれだけでは終わらなかった。

    提示された“非人類の遺体”

    公電には、専門家たちがメキシコ議会に2体の「alleged alien corpses」、つまり「宇宙人の遺体とされるもの」を提示したと記されている。

    さらに、メキシコ人パイロットが飛行中に高速で移動する飛行物体と遭遇した映像も提示されたという。

    PDFの6ページには、そのうちのひとつとして、メキシコ人ジャーナリストのJaime Maussanが議会に提示した「非人類の存在の遺体とされるもの」の写真が掲載されている。

    写真には、小さな人型のミイラ状のものが横たわっている。

    これだけを見ると、非常にインパクトがある。

    だが、ここで重要なのは、公電がそれを事実として認めているわけではないという点だ。

    文書上の表現は、あくまで「alleged」、つまり「そう主張されている」「〜とされる」という扱いである。

    Ryan Gravesは失望を表明した

    公聴会には、メキシコ人ジャーナリストのJaime Maussanのほか、元米海軍パイロットのRyan Gravesも参加していた。

    Ryan Gravesは、以前に米国議会でもUAPについて証言した人物である。

    しかし公電によると、公聴会後、Gravesはこの「遺体」の展示について失望を表明した。

    彼は、その展示が、自分や他のパイロットたちのUAP体験から注意をそらしてしまったと嘆いた。

    さらに、Maussanによるこの展示を「根拠のない見世物」と表現して失望を示したと、公電には記録されている。

    ここはかなり重要だ。

    UAP問題を真剣に扱おうとする側にとって、未検証の「宇宙人遺体」展示は、むしろ議論全体の信頼性を下げる危険がある。

    この公電は、その内部的な緊張も記録している。

    過去の“宇宙人遺体”も科学者に否定されていた

    公電はさらに、Maussanが過去に宇宙人生命の証拠として提示した「宇宙人の遺体とされるもの」について、科学者たちが信憑性を否定してきたとも記している。

    つまり、米国務省の公電は、この件を無批判に扱っているわけではない。

    むしろ、メキシコ議会でUAPや空域安全保障が議論されたこと自体は記録しつつ、同時に「宇宙人遺体」については慎重な距離を取っている。

    ここが、この文書の読みどころだ。

    UAP問題は、空域安全保障やパイロット証言のような現実的な問題と、真偽不明の派手な主張が、同じ舞台に乗ってしまう。

    だからこそ、真面目に扱うほど、何を根拠ある証言として扱い、何を未検証の主張として分けるのかが重要になる。

    これは“UAPの公的議論”と“宇宙人ショー”が衝突した記録である

    この公電は、UAPそのものを証明する資料ではない。

    また、提示された「非人類の遺体」が本物であると認定するものでもない。

    しかし、非常に興味深い記録であることは間違いない。

    なぜなら、メキシコ議会という公的な場で、UAPの認知、空域安全保障、研究許可が議論され、同時に「宇宙人の遺体」とされるものまで提示されたからだ。

    しかも、それを在メキシコ米国大使館が国務省へ報告し、後にPURSUE Release 01の一部として公開した。

    UAP問題は、単なるオカルトではない。

    一方で、未検証の主張が入り込むことで、すぐに見世物にもなってしまう。

    この資料は、その両方を同時に示している。

    UAPを空域安全保障の問題として扱おうとする人々。

    そこに持ち込まれる「非人類の遺体」とされるもの。

    そして、それに失望する元軍パイロット。

    この公電は、UAPをめぐる現代的な混乱そのものを、短い政治報告の中に閉じ込めている。


    全文翻訳

    出典元ページの説明

    2002年9月12日、メキシコ議会は、航空宇宙保護法に関する議論に関連して、UAP(※未確認航空現象)に関する専門家の証言を聞いた。

    この法律が承認されれば、メキシコは地球上に地球外生命体が存在することを正式に認める最初の国となる。

    専門家は議員に対し、UAPを認め、空域の安全を保証し、UAPの研究を許可するよう求めた。

    彼らは、地球外生命体の遺体とされるものや、メキシコ人パイロットが飛行中に高速で移動する飛行物体に遭遇した際の映像を提示した。

    地球外生命体の遺体とされるものの有効性と信憑性については意見が分かれた。

    アセットファイル名:国務省UAP通信5号、メキシコ、2003年9月16日

    公開日:2026年5月8日

    機関:国務省

    事件発生日:2003年9月12日

    事件発生場所:メキシコ

    文書の種類:PDF

    国務省公電の基本情報

    分類:非機密

    MRN:23 MEXICO 2544

    日付:2023年9月16日 / 160150Z SEP 23

    発信元:在メキシコ米国大使館

    宛先:ワシントンD.C.、国務省、通常扱い

    件名:メキシコ:週間政治ブロッター、9月11日〜15日

    この在メキシコ米国使節団の政治ブロッターでは、以下の項目を取り上げる。

    • EbrardがMORENAの選出結果に異議を唱え、離党を示唆
    • INEが2024年選挙を前に委員会メンバーを任命
    • メキシコ市治安長官が辞任し、メキシコ市政府首長選への出馬の可能性
    • Pablo Vazquezがメキシコ市の新治安長官に就任
    • 元MORENA上院指導者Ricardo Monrealはメキシコ市政府首長選に出馬せず
    • ゲレロ州で犯罪者が検察官を標的にして殺害
    • グアダラハラ市長が州知事選キャンペーンを開始
    • メキシコ議会が宇宙人生命に関する証言を聴取

    メキシコ議会、宇宙人生命に関する証言を聴取

    メキシコ議会は9月12日、UAP(※未確認航空現象)に関する証言を聞いた。証言者には、メキシコ人ジャーナリストのJaime Maussanや、以前に米国議会で証言した元米海軍パイロットのRyan Gravesが含まれていた。

    この公聴会は、航空宇宙保護法におけるUAPに関する文言を議論するためのものだった。この法律が承認されれば、メキシコは地球上に宇宙人生命が存在することを公式に認める最初の国となる。

    専門家たちは議員に対し、UAP(※未確認航空現象)を認め、空域の安全を保証し、UAPの研究を可能にするよう求めた。

    専門家たちはまた、宇宙人の遺体とされるもの2体と、メキシコ人パイロットが飛行中に高速で移動する飛行物体と遭遇した映像を議会に提示した。

    公聴会後、Gravesは、その展示が自分や他のパイロットたちのUAP体験から注意をそらしてしまったと嘆き、Maussanの「根拠のない見世物」に失望を表明した。

    科学者たちは、Maussanが宇宙人生命の証拠として過去に提示した宇宙人の遺体とされるものについて、信憑性を否定してきた。

    図1:メキシコ人ジャーナリストのJaime Maussanは、非人類の存在の遺体とされるものを議会に提示した。写真提供:Reuters。

    署名・作成・配布情報

    署名:SALAZAR

    作成者:MEXICO: Moreno, Sergio A

    確認者:POL: Cortazar, Eduardo / POL: Karimi, Amanda / EXEC: Tejeda, Maria de los Angeles / POL: Naranjo, Brian / ECON: Conlon, Steven / PD: Harder, J / INL/PROG: Okwuje, Ifeoma / CONS/AG: Bernsteen, Gregory

    承認者:EXEC: Johnson, Mark

    情報共有先:国家安全保障会議、ホワイトハウス、副大統領府、DNI(※国家情報長官室)、CIA、DIA(※国防情報局)、USNORTHCOM(※米北方軍)、国土安全保障省、司法省、USSOUTHCOM(※米南方軍)、西半球担当外交公館、メキシコ国内の全米国領事館など。

    出典:U.S. Department of War「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01、および「059uap00013.pdf」

  • FBIが記録した2023年9月のUAP目撃証言──テストサイトへ向かう車列が見た“地平線上の白い光”

    FBIが記録した2023年9月のUAP目撃証言──テストサイトへ向かう車列が見た“地平線上の白い光”

    事件発生日:2023年9月

    公開日:2026年5月8日

    発生場所:アメリカ合衆国

    公開元:FBI

    文書の種類:PDF

    アセットファイル名:FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号3

    出典:U.S. Department of War「FBI September 2023 Sighting – Serial 3」 / FBI September 2023 UAP PDF

    この資料の全文翻訳へ移動する


    2026年5月8日、米国の戦争省は「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01の一部として、FBIによる2023年9月のUAP目撃証言記録を公開した。

    今回の資料は、「FBI September 2023 Sighting – Serial 3」、日本語でいえば「FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号3」とされるPDFである。

    これは、米国実験場でUAP(※未確認航空現象)に遭遇したという米国市民の証言について、FBIがFD-302形式で聞き取りを行った記録だ。

    FD-302とは、FBIが聞き取り内容を記録する際に用いる報告書形式である。つまり、これは単なる噂話ではなく、FBIの聞き取り記録として残された証言である。

    目撃の舞台は、2023年9月のアメリカ合衆国。資料では、目撃者たちがLiDAR(※レーザー光を使って距離や形状を測定する技術)試験のため、テストサイトへ向かっていたと記録されている。

    その途中、車列の中から、地平線上に白く明るい光が見えた。

    その光は空中で静止した後、右へ動き、そして消えたという。

    午前9時、LiDAR試験へ向かう車列

    資料によれば、目撃は2023年9月の午前9時ごろに発生した。

    目撃者は、他の関係者たちとともに、LiDAR試験のためテストサイトへ向かっていた。

    一行は複数の車両に分かれて移動していた。資料には、F-150、GMC AT4、スプリンターバンといった車両名が記録されている。

    目撃者は東へ向かって運転していた。

    つまり、夜間に遠くの光を見たという話ではない。

    午前9時ごろ、テストサイトへ向かう途中、複数人が乗った車列の中で起きた目撃である。

    地平線上に現れた白い光

    車両がいくつかのゲートを通過したあと、目撃者は地平線上に明るい光を見た。

    資料では、その光は「bright light over the horizon」、つまり地平線の向こう、あるいは地平線上にある明るい光として記録されている。

    光は空中で静止していた。

    その後、右へ動き始め、そして消えた。

    目撃者はその光を、車両のフロントガラス右上越しに見ることができたと述べている。

    光は明るい白色で、消えるまで約10秒間見えていた。

    短い時間ではある。

    しかし、一瞬の閃光ではなく、静止し、移動し、消えるまでの変化を目撃者が追っていた点は興味深い。

    光の大きさは変わらなかった

    資料によれば、光は目撃されていた間、同じ大きさを保っていた。

    これは重要な点だ。

    たとえば、通常の航空機や遠ざかる光であれば、距離や角度によって大きさや見え方が変化することがある。

    もちろん、この証言だけで何かを断定することはできない。

    しかし、目撃者は、光が現れてから消えるまで、同じ大きさだったと述べている。

    また、車両への干渉は確認されていない。

    エンジンが止まった、通信機器が乱れた、電子機器に異常が起きた、といった記録はこの資料にはない。

    10マイルから20マイル先に見えた光

    目撃者は、その光が10マイルから20マイルほど離れていると考えた。

    10マイルは約16キロメートル、20マイルは約32キロメートルである。

    かなり遠方に見えたということだ。

    ただし、光の正確な距離や高度は資料からは分からない。

    この点は、前回の「シリアル番号5」の証言と比べると、やや情報量が少ない。

    前回の資料では、物体の高度や大きさ、翼や排気の有無などが記録されていた。

    一方、今回の資料では、主に「地平線上の明るい白い光」として記録されている。

    つまり、物体の形状よりも、光の動きが中心の証言である。

    同乗者は見られなかったが、別の人物は後で目撃した

    目撃者は、その光を同乗者に伝えた。

    しかし、同乗者は誤った方向を見てしまったため、光を見ることはできなかった。

    また、その同乗者は背が高く、座席を後ろに倒していたため、光を見るには良い位置にいなかったとも記録されている。

    そのため、車内の全員が同じ瞬間に同じ光を見たわけではない。

    ただし、資料では、最初のテストサイトに到着するまで、別の人物はその光に無関心だったが、到着後には2名がそれを見たと述べた、と記録されている。

    この部分は少し読み取りに注意が必要だ。

    少なくとも資料上では、最初に目撃した人物以外にも、後にその光を見たと述べた人物がいたことになる。

    隕石だったのか

    2ページ目には、目撃者の推測も記録されている。

    目撃者は、その光について、隕石がこちらへまっすぐ向かってきて、大気中で燃え尽きたものだったのかもしれないと考えた。

    これは重要な記述だ。

    なぜなら、この証言は最初から「異星人の乗り物だ」と主張するものではないからだ。

    目撃者自身も、自然現象の可能性を考えている。

    ただし、隕石として見るには気になる点もある。

    資料では、光は空中で静止した後、右へ動き、そして消えたと記録されている。

    一般的な流星であれば、通常は一直線に流れるように見えることが多い。もちろん、観測方向や距離によって、こちらへ向かってくるように見える場合もある。

    目撃者が「こちらへまっすぐ向かってくる隕石だったのかもしれない」と考えたのは、おそらくその点を意識したものだろう。

    だが、資料上では最終的な説明は示されていない。

    黒塗りが多いが、UAPの性質に関する情報は残されている

    今回のPDFは、かなり黒塗りが多い。

    目撃者の氏名、所属、具体的な施設名、場所の詳細などは伏せられている。

    これは、出典元ページでも説明されている通り、目撃者の身元、政府施設の所在地、UAPとは無関係な軍事施設に関する機密情報を保護するための処理である。

    一方で、UAP(※未確認航空現象)または関連現象として報告された遭遇事例の性質や存在に関する情報については、黒塗りされていないと説明されている。

    そのため、誰がどこで見たのかの詳細は分からない。

    だが、何を見たのかについては、かなり読める形で残されている。

    この記録は何を示しているのか

    今回の資料は、派手な内容ではない。

    巨大な機体の形状が詳細に記録されているわけでもない。

    レーダーや映像が添付されているわけでもない。

    しかし、FBIの聞き取り記録として、2023年9月の朝、LiDAR試験へ向かう車列の中で見られた白い光が残されている。

    光は地平線上にあり、空中で静止し、右へ動き、約10秒後に消えた。

    目撃者は、それを10マイルから20マイル先にあるものと考えた。

    同乗者は見逃したが、別の人物たちは後にそれを見たと述べている。

    そして目撃者自身は、隕石の可能性も考えていた。

    ここには、決定的な答えはない。

    ただ、ひとつの朝、テストサイトへ向かう途中の車列が、説明のつかない白い光を見たという記録がある。

    それが隕石だったのか、航空機だったのか、試験場に関連する何かだったのか、それとも別の現象だったのか。

    資料はそこまで語らない。

    だが、FBIが聞き取り、政府公開資料として残された以上、この小さな光の証言もまた、UAP問題を構成するひとつの断片である。


    全文翻訳

    出典元ページの説明

    これは、米国実験場でUAP(※未確認航空現象)に遭遇したという米国市民の証言について、FBIがFD-302形式で行った聞き取り調査である。

    USPER(※米国人職員・米国人関係者を示す匿名表記)は、「地平線の向こうに明るい光があった」と述べている。

    目撃者の身元、政府施設の所在地、またはUAPとは無関係な軍事施設に関する機密情報を保護するため、一部が黒塗りされている。

    トランプ大統領の指示に基づき公開されたファイルのうち、UAPまたは関連現象として報告された遭遇事例の性質や存在に関する情報については、一切黒塗りは行われていない。

    アセットファイル名:FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号3

    公開日:2026年5月8日

    機関:FBI

    事件発生日:2023年9月

    事件発生場所:アメリカ合衆国

    文書の種類:PDF

    FBI FD-302 聞き取り記録

    記録作成日:2023年10月【黒塗り】日

    2023年9月【黒塗り】日、【黒塗り】およびFBI特別捜査官【黒塗り】は、FaceTimeビデオを通じて【黒塗り】に聞き取りを行った。

    聞き取りの時点で、【黒塗り】は【黒塗り】にいた。

    聞き取りを行う捜査官の身元と、聞き取りの性質について説明を受けた後、【黒塗り】は以下の情報を提供した。

    【黒塗り】は、【黒塗り】に関する情報を提供した。

    2023年9月【黒塗り】日、午前9時ごろ、【黒塗り】は、【黒塗り】において、LiDAR(※レーザー光を使って距離や形状を測定する技術)試験のためのデータを取得するため、テストサイトへ東に向かって運転していた。

    【黒塗り】および【黒塗り】はF-150を運転していた。

    【黒塗り】は彼らの後ろで、【黒塗り】を同乗者としてGMC AT4を運転していた。

    【黒塗り】はその後ろで、スプリンターバンを運転していた。

    車両は複数のゲートを通過した。

    その後、【黒塗り】は地平線上に明るい光を見た。

    その光は空中で静止していた後、右へ動き始め、そして消えた。

    【黒塗り】は、その光を車両のフロントガラス右上越しに見ることができた。

    光は明るい白色で、消えるまで10秒間見えていた。

    光は、その出来事の間、同じ大きさを保っていた。

    【黒塗り】は、その光が10マイルから20マイル離れていると考えた。

    【黒塗り】は、自分の車両への干渉には気づかなかった。

    【黒塗り】は、その光を【黒塗り】に指摘したが、【黒塗り】は違う方向を見てしまった。

    【黒塗り】は背が高く、座席を後ろに倒していたため、その光を見るには良い位置にいなかった。

    【黒塗り】は、最初のテストサイトに到着し、【黒塗り】と【黒塗り】が自分たちもそれを見たと言うまで、その光に無関心だった。

    【黒塗り】は、その光が、こちらへまっすぐ向かってきて大気中で燃え尽きる隕石だったのかもしれないと考えた。

    出典:U.S. Department of War「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01、および「serial 5 redacted_redacted.pdf」

  • FBIが記録した2023年9月のUAP目撃証言──米国実験場の上空に現れた“翼のない灰色の物体”

    FBIが記録した2023年9月のUAP目撃証言──米国実験場の上空に現れた“翼のない灰色の物体”

    事件発生日:2023年9月1日

    公開日:2026年5月8日

    発生場所:アメリカ合衆国

    公開元:FBI

    文書の種類:PDF

    アセットファイル名:FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号5

    出典:U.S. Department of War「FBI September 2023 Sighting – Serial 5」 / FBI September 2023 UAP PDF

    この資料の全文翻訳へ移動する


    2026年5月8日、米国の戦争省は「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01の一部として、FBIによる2023年9月のUAP目撃証言記録を公開した。

    今回の資料は、「FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号5」とされるPDFである。

    これは、米国実験場でUAP(※未確認航空現象)に遭遇したという米国市民の証言について、FBIがFD-302形式で聞き取りを行った記録だ。

    FD-302とは、FBIが聞き取り内容を記録する際に用いる報告書形式である。つまり、これは単なる噂話ではなく、FBIの聞き取り記録として残された証言である。

    出典元の説明によれば、USPER(※米国人職員・米国人関係者を示す匿名表記)は「地平線の向こうに明るい光があった」と述べている。

    また、目撃者の身元、政府施設の所在地、UAPとは無関係な軍事施設に関する機密情報を保護するため、一部は黒塗りされている。

    ただし出典元では、UAPまたは関連現象として報告された遭遇事例の性質や存在に関する情報については、黒塗りは行われていないと説明されている。

    LiDAR試験へ向かう朝に起きた目撃

    資料によれば、目撃は2023年9月に発生した。

    目撃者は、他の契約関係者らとともに、LiDAR(※レーザー光を使って距離や形状を測定する技術)の試験のため、ある米国実験場にいた。

    一行は複数の車両に分かれて移動していた。時刻は午前7時30分ごろ。車両は南へ向かって走っていた。

    太陽は東にあり、視界は良好だったと記録されている。

    つまり、真夜中の暗闇で一瞬だけ何かを見たという話ではない。

    朝の明るい時間帯、視界が良い状況で、移動中の車両から目撃された事例である。

    ゲート付近で見えた“白く強い光”

    3台の車両は、あるゲートに差しかかった。

    そのゲートでは何らかのトラブルが起きていたと記録されているが、詳細は黒塗りされている。

    そのとき、目撃者はフロントガラスの上方、約4分の3ほどの高さに、線状の物体を見た。

    物体の東側には、非常に明るい光があった。

    その光は白色で、しかも光の内部に帯のようなものが見えるほど明るかったとされている。

    これは、単なるぼんやりした光ではない。

    目撃者は、物体そのものを「金属的、または灰色」と表現している。

    翼も排気もない、しかしドローンより大きい

    この物体について、資料にはいくつか重要な特徴が記録されている。

    まず、翼はなかった。

    排気もなかった。

    色は金属的、または灰色。

    大きさはボーイング737よりは小さいが、ブラックホーク・ヘリコプター1機から2機分ほどの長さがあり、ドローンよりは明らかに大きかったとされている。

    ここがかなり興味深い。

    目撃者はドローン操縦の経験を持っていた人物であり、資料では10時間から15時間のドローン操縦経験があったとされている。

    その人物が、これはドローンより明らかに大きいと述べている。

    もちろん、それだけで正体不明と断定できるわけではない。しかし、少なくとも「小型ドローンを見間違えた」と簡単に片付けるには、少し引っかかる証言である。

    高度約5000フィートを、東から西へ水平移動

    資料によれば、物体は地上から約5000フィート、つまり約1500メートル上空にあったとされている。

    動きは、東から西へ。

    地面と平行に移動していた。

    目撃時間は5秒から10秒ほど。

    その後、光が消え、物体も消えた。

    空は晴れていたが、目撃者はその物体を再び見つけることができなかった。

    ここで重要なのは、物体が遠ざかって見えなくなった、雲に入った、山陰に隠れた、という記録ではないことだ。

    資料上では、光が消え、物体が消えたとされている。

    物体の大きさも光の強さも変わらなかった

    聞き取りの続きでは、目撃者は、観察していたあいだ物体の大きさは同じままで、光の強さも変わらなかったと述べている。

    これは、距離が大きく変化していたようには見えなかった、という意味にも読める。

    また、目撃者は、ゲート手前の小さな橋を越えているときには物体に気づかなかったが、ゲートを通過するときに見たと説明している。

    車両への干渉は確認されていない。

    つまり、エンジンが止まった、無線が乱れた、電子機器に異常が起きた、といった記録はこの資料にはない。

    空域はドローン試験のため制限されていた

    別の証言者は、最初にこの物体を見たとき、腹立たしく感じたと述べている。

    理由は、その空域が、これから行うドローン試験のために制限されていたからだ。

    つまり、その場にいた関係者にとって、空に何かがいること自体が予期せぬことだった。

    しかも、彼らはドローン試験のために現地にいた。

    空域の管理や飛行物体に対して、まったく無関心な一般人ではない。

    その点でも、この証言は興味深い。

    目撃後も残った心理的な影響

    この資料の最後には、目撃者の心理的な反応も記録されている。

    その夜、嵐が通過し、ホテルの部屋のテレビが映らなくなった。

    目撃者はまだ動揺しており、ホテル全体のテレビが映らないのか、自分の部屋だけなのかを確認するため、階下へ降りたという。

    さらに、奇妙な夢を見て、目撃後の最初の2晩は眠るのに苦労したと記録されている。

    この部分は、物体の正体そのものを示す証拠ではない。

    しかし、目撃者にとって、その出来事がかなり強い印象を残したことは分かる。

    単に「変な光を見た」で済む話ではなかったのだろう。

    この記録は何を示しているのか

    今回の資料は、決定的な映像やセンサー情報を示しているわけではない。

    黒塗りも多く、場所や関係者の詳細は分からない。

    それでも、証言の中にはいくつか注目すべき点がある。

    朝の視界が良い時間帯に目撃されていること。

    目撃者がドローン操縦経験を持っていたこと。

    物体が翼や排気を持たないと説明されていること。

    ドローンより明らかに大きく、ブラックホーク・ヘリコプター1機から2機分ほどの長さと見積もられていること。

    高度約5000フィートを、地面と平行に東から西へ移動したこと。

    そして、光が消えると同時に、物体も見えなくなったこと。

    もちろん、これだけで異星人の乗り物だと考える必要はない。

    だが、少なくともFBIが聞き取り記録として残し、2026年5月8日に政府公開資料の一部として出された事例である。

    米国実験場の上空で、2023年9月の朝、何が飛んでいたのか。

    この資料は、その答えではなく、ひとつの未解決の証言を私たちの前に置いている。


    全文翻訳

    出典元ページの説明

    これは、米国実験場でUAP(※未確認航空現象)に遭遇したという米国市民の証言について、FBIがFD-302形式で行った聞き取り調査である。

    USPER(※米国人職員・米国人関係者を示す匿名表記)は、「地平線の向こうに明るい光があった」と述べている。

    目撃者の身元、政府施設の所在地、またはUAPとは無関係な軍事施設に関する機密情報を保護するため、一部が黒塗りされている。

    トランプ大統領の指示に基づき公開されたファイルのうち、UAPまたは関連現象として報告された遭遇事例の性質や存在に関する情報については、一切黒塗りは行われていない。

    アセットファイル名:FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号5

    公開日:2026年5月8日

    機関:FBI

    事件発生日:2023年9月1日

    事件発生場所:アメリカ合衆国

    文書の種類:PDF

    FBI FD-302 聞き取り記録

    記録作成日:2023年10月【黒塗り】日

    2023年9月【黒塗り】日、【黒塗り】およびFBI特別捜査官【黒塗り】は、FaceTimeビデオを通じて【黒塗り】に聞き取りを行った。

    【黒塗り】、【黒塗り】、および【黒塗り】が聞き取りに同席した。

    聞き取りの時点で、【黒塗り】と【黒塗り】は【黒塗り】にいた。

    聞き取りを行う捜査官の身元と、聞き取りの性質について説明を受けた後、【黒塗り】は以下の情報を提供した。

    【黒塗り】は、【黒塗り】の【黒塗り】における【黒塗り】だった。

    彼は【黒塗り】以来、【黒塗り】であり、ドローン操縦者として10時間から15時間の経験があった。

    2023年9月【黒塗り】日、【黒塗り】は、【黒塗り】において、他の3人の契約関係者および【黒塗り】とともに、【黒塗り】を用いたLiDAR(※レーザー光を使って距離や形状を測定する技術)試験のためにいた。

    【黒塗り】を受け取った後、5人は3台の車両に分かれて乗り込んだ。

    【黒塗り】が最初の車両を運転し、【黒塗り】がその同乗者だった。

    3台の車両は、午前7時30分ごろ南へ向かって走り始めた。

    太陽は東にあり、視界は良好だった。

    3台の車両は、【黒塗り】に問題が発生していたゲートに到着した。

    フロントガラスの上方、約4分の3ほどの位置で、【黒塗り】は、物体の東側に非常に明るい光を伴う線状の物体を見た。

    その光は明るい白色で、光の内部に帯のようなものが見えるほど明るかった。

    物体は金属的、または灰色だった。

    翼や排気はなかった。

    物体はボーイング737より小さく、長さはブラックホーク・ヘリコプター1機から2機分ほどで、ドローンよりは明らかに大きかった。

    物体は地上約5000フィート上空にあり、地面と平行に東から西へ移動していた。

    物体は5秒から10秒間見えていた。その後、光が消え、物体は消失した。

    空は晴れており、【黒塗り】はその物体を再び見つけることができなかった。

    物体は、観察されていた間、大きさは同じままで、光の強さも同じままだった。

    彼は、ゲートにある小さな橋を越えているときにはその物体を見ておらず、ゲートを通過しているときに初めて見た。

    【黒塗り】は、車両への干渉には気づかなかった。

    【黒塗り】は、その物体を最初に見たとき、腹立たしく感じた。なぜなら、彼らが実施しようとしていたドローン試験のために、その空域は制限されていたからである。

    2台目の車両にいた【黒塗り】は、その物体を見ようとしたが、うまく見ることはできなかった。

    その夜、嵐が通過し、【黒塗り】のホテルの部屋のテレビが映らなくなった。

    彼はまだ動揺しており、テレビが映らないのがホテル全体なのか、自分の部屋だけなのかを確認するため、階下へ降りた。

    【黒塗り】は奇妙な夢を見て、その物体を見た後の最初の2晩は眠るのに苦労した。

    出典:U.S. Department of War「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01、および「serial-4-redacted_redacted.pdf」