事件発生日:2023年9月
公開日:2026年5月8日
発生場所:アメリカ合衆国
公開元:FBI
文書の種類:PDF
アセットファイル名:FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号3
出典:U.S. Department of War「FBI September 2023 Sighting – Serial 3」 / FBI September 2023 UAP PDF
2026年5月8日、米国の戦争省は「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01の一部として、FBIによる2023年9月のUAP目撃証言記録を公開した。
今回の資料は、「FBI September 2023 Sighting – Serial 3」、日本語でいえば「FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号3」とされるPDFである。
これは、米国実験場でUAP(※未確認航空現象)に遭遇したという米国市民の証言について、FBIがFD-302形式で聞き取りを行った記録だ。
FD-302とは、FBIが聞き取り内容を記録する際に用いる報告書形式である。つまり、これは単なる噂話ではなく、FBIの聞き取り記録として残された証言である。
目撃の舞台は、2023年9月のアメリカ合衆国。資料では、目撃者たちがLiDAR(※レーザー光を使って距離や形状を測定する技術)試験のため、テストサイトへ向かっていたと記録されている。
その途中、車列の中から、地平線上に白く明るい光が見えた。
その光は空中で静止した後、右へ動き、そして消えたという。
午前9時、LiDAR試験へ向かう車列
資料によれば、目撃は2023年9月の午前9時ごろに発生した。
目撃者は、他の関係者たちとともに、LiDAR試験のためテストサイトへ向かっていた。
一行は複数の車両に分かれて移動していた。資料には、F-150、GMC AT4、スプリンターバンといった車両名が記録されている。
目撃者は東へ向かって運転していた。
つまり、夜間に遠くの光を見たという話ではない。
午前9時ごろ、テストサイトへ向かう途中、複数人が乗った車列の中で起きた目撃である。
地平線上に現れた白い光
車両がいくつかのゲートを通過したあと、目撃者は地平線上に明るい光を見た。
資料では、その光は「bright light over the horizon」、つまり地平線の向こう、あるいは地平線上にある明るい光として記録されている。
光は空中で静止していた。
その後、右へ動き始め、そして消えた。
目撃者はその光を、車両のフロントガラス右上越しに見ることができたと述べている。
光は明るい白色で、消えるまで約10秒間見えていた。
短い時間ではある。
しかし、一瞬の閃光ではなく、静止し、移動し、消えるまでの変化を目撃者が追っていた点は興味深い。
光の大きさは変わらなかった
資料によれば、光は目撃されていた間、同じ大きさを保っていた。
これは重要な点だ。
たとえば、通常の航空機や遠ざかる光であれば、距離や角度によって大きさや見え方が変化することがある。
もちろん、この証言だけで何かを断定することはできない。
しかし、目撃者は、光が現れてから消えるまで、同じ大きさだったと述べている。
また、車両への干渉は確認されていない。
エンジンが止まった、通信機器が乱れた、電子機器に異常が起きた、といった記録はこの資料にはない。
10マイルから20マイル先に見えた光
目撃者は、その光が10マイルから20マイルほど離れていると考えた。
10マイルは約16キロメートル、20マイルは約32キロメートルである。
かなり遠方に見えたということだ。
ただし、光の正確な距離や高度は資料からは分からない。
この点は、前回の「シリアル番号5」の証言と比べると、やや情報量が少ない。
前回の資料では、物体の高度や大きさ、翼や排気の有無などが記録されていた。
一方、今回の資料では、主に「地平線上の明るい白い光」として記録されている。
つまり、物体の形状よりも、光の動きが中心の証言である。
同乗者は見られなかったが、別の人物は後で目撃した
目撃者は、その光を同乗者に伝えた。
しかし、同乗者は誤った方向を見てしまったため、光を見ることはできなかった。
また、その同乗者は背が高く、座席を後ろに倒していたため、光を見るには良い位置にいなかったとも記録されている。
そのため、車内の全員が同じ瞬間に同じ光を見たわけではない。
ただし、資料では、最初のテストサイトに到着するまで、別の人物はその光に無関心だったが、到着後には2名がそれを見たと述べた、と記録されている。
この部分は少し読み取りに注意が必要だ。
少なくとも資料上では、最初に目撃した人物以外にも、後にその光を見たと述べた人物がいたことになる。
隕石だったのか
2ページ目には、目撃者の推測も記録されている。
目撃者は、その光について、隕石がこちらへまっすぐ向かってきて、大気中で燃え尽きたものだったのかもしれないと考えた。
これは重要な記述だ。
なぜなら、この証言は最初から「異星人の乗り物だ」と主張するものではないからだ。
目撃者自身も、自然現象の可能性を考えている。
ただし、隕石として見るには気になる点もある。
資料では、光は空中で静止した後、右へ動き、そして消えたと記録されている。
一般的な流星であれば、通常は一直線に流れるように見えることが多い。もちろん、観測方向や距離によって、こちらへ向かってくるように見える場合もある。
目撃者が「こちらへまっすぐ向かってくる隕石だったのかもしれない」と考えたのは、おそらくその点を意識したものだろう。
だが、資料上では最終的な説明は示されていない。
黒塗りが多いが、UAPの性質に関する情報は残されている
今回のPDFは、かなり黒塗りが多い。
目撃者の氏名、所属、具体的な施設名、場所の詳細などは伏せられている。
これは、出典元ページでも説明されている通り、目撃者の身元、政府施設の所在地、UAPとは無関係な軍事施設に関する機密情報を保護するための処理である。
一方で、UAP(※未確認航空現象)または関連現象として報告された遭遇事例の性質や存在に関する情報については、黒塗りされていないと説明されている。
そのため、誰がどこで見たのかの詳細は分からない。
だが、何を見たのかについては、かなり読める形で残されている。
この記録は何を示しているのか
今回の資料は、派手な内容ではない。
巨大な機体の形状が詳細に記録されているわけでもない。
レーダーや映像が添付されているわけでもない。
しかし、FBIの聞き取り記録として、2023年9月の朝、LiDAR試験へ向かう車列の中で見られた白い光が残されている。
光は地平線上にあり、空中で静止し、右へ動き、約10秒後に消えた。
目撃者は、それを10マイルから20マイル先にあるものと考えた。
同乗者は見逃したが、別の人物たちは後にそれを見たと述べている。
そして目撃者自身は、隕石の可能性も考えていた。
ここには、決定的な答えはない。
ただ、ひとつの朝、テストサイトへ向かう途中の車列が、説明のつかない白い光を見たという記録がある。
それが隕石だったのか、航空機だったのか、試験場に関連する何かだったのか、それとも別の現象だったのか。
資料はそこまで語らない。
だが、FBIが聞き取り、政府公開資料として残された以上、この小さな光の証言もまた、UAP問題を構成するひとつの断片である。
全文翻訳
出典元ページの説明
これは、米国実験場でUAP(※未確認航空現象)に遭遇したという米国市民の証言について、FBIがFD-302形式で行った聞き取り調査である。
USPER(※米国人職員・米国人関係者を示す匿名表記)は、「地平線の向こうに明るい光があった」と述べている。
目撃者の身元、政府施設の所在地、またはUAPとは無関係な軍事施設に関する機密情報を保護するため、一部が黒塗りされている。
トランプ大統領の指示に基づき公開されたファイルのうち、UAPまたは関連現象として報告された遭遇事例の性質や存在に関する情報については、一切黒塗りは行われていない。
アセットファイル名:FBIによる2023年9月の目撃情報 – シリアル番号3
公開日:2026年5月8日
機関:FBI
事件発生日:2023年9月
事件発生場所:アメリカ合衆国
文書の種類:PDF
FBI FD-302 聞き取り記録
記録作成日:2023年10月【黒塗り】日
2023年9月【黒塗り】日、【黒塗り】およびFBI特別捜査官【黒塗り】は、FaceTimeビデオを通じて【黒塗り】に聞き取りを行った。
聞き取りの時点で、【黒塗り】は【黒塗り】にいた。
聞き取りを行う捜査官の身元と、聞き取りの性質について説明を受けた後、【黒塗り】は以下の情報を提供した。
【黒塗り】は、【黒塗り】に関する情報を提供した。
2023年9月【黒塗り】日、午前9時ごろ、【黒塗り】は、【黒塗り】において、LiDAR(※レーザー光を使って距離や形状を測定する技術)試験のためのデータを取得するため、テストサイトへ東に向かって運転していた。
【黒塗り】および【黒塗り】はF-150を運転していた。
【黒塗り】は彼らの後ろで、【黒塗り】を同乗者としてGMC AT4を運転していた。
【黒塗り】はその後ろで、スプリンターバンを運転していた。
車両は複数のゲートを通過した。
その後、【黒塗り】は地平線上に明るい光を見た。
その光は空中で静止していた後、右へ動き始め、そして消えた。
【黒塗り】は、その光を車両のフロントガラス右上越しに見ることができた。
光は明るい白色で、消えるまで10秒間見えていた。
光は、その出来事の間、同じ大きさを保っていた。
【黒塗り】は、その光が10マイルから20マイル離れていると考えた。
【黒塗り】は、自分の車両への干渉には気づかなかった。
【黒塗り】は、その光を【黒塗り】に指摘したが、【黒塗り】は違う方向を見てしまった。
【黒塗り】は背が高く、座席を後ろに倒していたため、その光を見るには良い位置にいなかった。
【黒塗り】は、最初のテストサイトに到着し、【黒塗り】と【黒塗り】が自分たちもそれを見たと言うまで、その光に無関心だった。
【黒塗り】は、その光が、こちらへまっすぐ向かってきて大気中で燃え尽きる隕石だったのかもしれないと考えた。
出典:U.S. Department of War「Presidential Unsealing and Reporting System for UAP Encounters(PURSUE)」Release 01、および「serial 5 redacted_redacted.pdf」

